歯髄炎は急性時と慢性時と症状が異なってきます。治療をしない場合、急性炎症と慢性炎症を繰り返しながら根尖性歯周炎へと病状は進んでいきます。
【急性時】
最初、冷水、甘いものなどで一過性の痛みを感じますが、やがてなにもせずとも持続的な痛みがあり、さらにドクドクするような拍動性の強い痛みを感じることがあります。さらに進むと、細菌感染および炎症は歯髄全体に広がり、今度は熱いもので痛みを増す化膿性歯髄炎(細菌感染を伴った歯髄炎)となります。その痛みはキリで歯を刺すような、まさに夜、眠れないほどの激しい痛みを感じます。 |